7月8日の安倍元総理の暗殺事件から統一教会の問題が取り沙汰され、今現在、大変世間を賑わせています。
僕自身は、安倍元総理は偉大な政治家であり、アベノミクスによる株価上昇や400万人の雇用創出、安全保障問題とさまざまな功績を持つ方であり、安倍さんの死は日本にとって大きな喪失であると感じています。そして安倍さんが政権を担った以前と以後においては世の中の風潮がかなり変わったと思っています。
以前の日本と言えば、マスコミの力は第三の権力と言われ、報道や言論の力によって大衆世論を形成し、場合によっては世論をもって一国の首相の進退にまで発展させられていました。しかし、インターネットの発展とともに、今まで情報源が購読新聞やTVのみでしかなかった人々が情報を発信する側が操作によって事実ではないことをあたかも事実であるかのような報道をするという事実を知り、情報のソースや信憑性を深く考え、ご自身で判断する方が多くなったように感じます。
つまり大衆は、一部マスコミの報道・言論という名の権利濫用に疑問をいだいた末、新聞やTV離れが進み、以前の様な一部マスコミの力は今現在弱まったのではないかと思います。
そして、今回の統一教会の問題についても旧態依然として建設的な議論がなされないことに胸を痛めます。