2019年 11月 の投稿一覧

嬉しい出来事

とても嬉しい出来事がありました。

昨年のちょうど今頃に義理の母(妻の親)が、突如足の付け根に腫れをうったえ、病院にいくと悪性リンパ腫(血液の癌)と診断され年明けの今年1月から抗がん剤投与の治療をおこなってきました。

本来は、入退院を繰り返し、4月頃までに6回程度の抗がん剤の投与を繰り返し、がん細胞を殺していくという治療で、うまくいくと投与後に通常生活に戻れるということでした。

5回目くらいの投与で体が悲鳴をあげました。精神的にも肉体的にも限界に近くなり、見た目にも痩せ衰えていく姿を見るようになり、医師の判断で最後の抗がん剤投与を保留して経過を観察するということになりました。

ちょうど4月・5月頃だったと思います。

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債務者の責任財産保全のための制度

現実の経済社会においては、物を売り買いしたり、お金を貸し借りしたりと債権債務という関係が多々あります。

よく倒産した会社の債権者会議などどいうように債権という言葉は日常においても馴染みのある言葉だと思われます。

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民法改正~請負~

民法の規定には様々な契約に関しての規定があります。

例をあげると、贈与売買賃貸借消費貸借使用貸借交換雇用委任請負和解寄託組合終身定期金などがあり、それぞれルールの定めがあります。

今回は、請負契約に対する改正について書きたいと思います。

請負とは・・・

「当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対し報酬を支払うことを約すること」と定義されます。

主に、建設工事やITのシステム構築等が該当します。

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新たな相続業務

民法改正にも触れたいのですが、日々新たな出来事が舞い込んできます。

今週水曜日の朝、突如お客様のAさんからご連絡をいただきました。
要件は、亡くなられたお父様が事業で使用していたダンプカーが3台ほどあり、うち1台を譲渡することとなったとのことです。

ところが問題は、ダンプカーの名義が、亡くなられたお父様の名義のままで、相続による名義変更を経てでないと売ることができない

ご自身なりに相続による名義変更について調べたけど、どうしてよいかわからないので、相談に乗って欲しいとのご連絡でした。

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民法改正~消滅時効~

昨日に引き続き民法改正について書きたいと思います。今回は、消滅時効改正についての投稿になります。

消滅時効とは・・・

権利を行使しないまま一定期間が経過した場合に、その権利を消滅させる制度になります。民法には、消滅時効とは逆に取得時効もございます。

その意義は、

  • 長期間の経過により証拠が散逸し、自己に有利な事実関係の証明が困難となった者を救済し、法律関係の安定を図ること
  • 権利の上に眠るものは保護しない

との事から規定されています。

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民法改正

いよいよ2020年に明治時代から続いてきた民法が大改正されます。

“民法出て忠孝亡ぶ”

などと言われ始まった民事法も時代の変遷とともに時代の実情に合わなくなったもの、不必要となった規定、積み重なった判例を改めて条文に取り込むもの、曖昧な規定を定義し直したものがあります

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教育後進国日本

テレビを見ていると非常に考えさせられる番組がありました。

日本は先進国ではありますが、教育に関してOECDの世界順位は最新のもので43位でサンプル国の中では下から3番目とのことです

とある大学の教授ももはや日本の教育は後進国であると言ってます

その要因として次の教育先進国との違い3つをあげてます

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インバウンド対応について

今回のワールドカップラグビー大会は大成功をおさめ、また来年に東京オリンピックがやってきます。

来年も数多くの外国人旅行者が、東京に集結してくること間違いなしですが、その裏で東京都内の宿泊施設、飲食店、小売店の訪都外国人旅行者の利便性や快適性を向上させるための取り組みが行われています。

逆に言うとインバウンド(外国人旅行者)対応ができている飲食店とできていない飲食店では、外国人旅行者を取り込める取り込めないで収益に大きな差が生まれることが想定されます。


今回、お客様からの問い合わせで私も知ったのですが、東京都では中小企業向けに「インバウンド対応力強化支援補助金」なる補助金制度を行っていて、外国人の利便を上げる取り組みに補助金を用意しています。

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