嬉しい出来事

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とても嬉しい出来事がありました。

昨年のちょうど今頃に義理の母(妻の親)が、突如足の付け根に腫れをうったえ、病院にいくと悪性リンパ腫(血液の癌)と診断され年明けの今年1月から抗がん剤投与の治療をおこなってきました。

本来は、入退院を繰り返し、4月頃までに6回程度の抗がん剤の投与を繰り返し、がん細胞を殺していくという治療で、うまくいくと投与後に通常生活に戻れるということでした。

5回目くらいの投与で体が悲鳴をあげました。精神的にも肉体的にも限界に近くなり、見た目にも痩せ衰えていく姿を見るようになり、医師の判断で最後の抗がん剤投与を保留して経過を観察するということになりました。

ちょうど4月・5月頃だったと思います。


そこから義母は、退院し自宅に戻ることができたのですが、抗がん剤の投与から解放されると、見た目に元気を取り戻してきました。通常の生活に戻ることができ、夏ごろには健常者と同様のような生活を送っていました。

9月に最終のMRI検査をし、がん細胞がどうなっているかをチェックし、そこで何事もなければ快気祝いだねなんて言っていたのですが、ここから様子がおかしくなってきます。


MRI検査の結果、体の中の癌細胞はほとんど消えているが細心の注意をもって抗がん剤投与を行ってきたにも関わらず、なんと脳に転移していることがわかりました。

医師の話では、通常、脳はがん細胞が転移しずらい構造になっているのですが、義母の型のリンパ腫だけは、脳に転移することがあるそうです。
原因もわかっていないとのことでした。

体の負担を考えると抗がん剤投与治療は難しいので、脳に放射線治療をおこなうということでした。放射線は、毎日数十分照射するだけなので基本的には、通院で治療をするとの事でした。


最初の放射線治療日の朝に異変が起こります。義母は突如物が二重に見え、次第に視力が奪われ自力では瞼が開かなくなりました。

そのまま即入院となり入院をしたままでの放射線治療となり、今日まで至っています。この数か月は予断を許さない状態のまま、家族も疲労消耗しながらやってきました。

放射線治療自体は、11月11日で終わり今週の26日にMRIで再度状況を確認し、結果を見るとの事でした。

先週の日曜日にお見舞いに行ったときは、目が開くようになって、随分と話ができるくらいまで良くなっているように感じました。


僕たち夫婦も最終の結果を今か今かと待ってはいたのですが、昨日連絡をいただいたところ何と「がん細胞」が無くなっている!!との連絡をいただきました。

思えばこの一年間、鬱々と日々を過ごしてきましたが、病気に解放されたというか報われたというかとても心が晴れた感じです。

妻も僕も昨夜は、非常に開放感を味わいました!!日常生活に戻るには、まだ歩くことができずリハビリが必要ですが、来年は良い年になればいいなと願います。

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